「観無量寿経」の解説


正式名称は「仏説観無量寿経」と言い、「無量寿仏観経」とも言われています。

「観」というのは「みる」ということです。「無量寿」とは”阿弥陀如来さま”の別名ですから、つまり「阿弥陀さまを観る」お経、ということになります。


これは、「観無量寿経」の中に出てくる、阿弥陀さま、そしてそのお浄土を、精神集中し瞑想して観るという修行法(定善十三観)からくるものでしょう。


この「観無量寿経」は日本の浄土教に大きな影響を与えたお経です。


中国でも、この「観経」の解説書である「註釈書」がいくつも作成されたようですが、中でも、七高僧のお一人である「善導大師」の著書である「観経疏(かんぎょうしょ)」は、他の解説書と異なり、「観経」の真の意味を解説したものとされています。

ということは、「観経」というお経はそれだけ意味が複雑であるということでもあります。

すなわち、”表の意味”と、”裏の意味”があるとされ、その隠れた意味こそが、「観経」の真意であると、善導大師は明らかにされたのです。

この善導大師の明らかにされた「観経」の解釈を、親鸞聖人と、お師匠である法然聖人は大事にされたようです。

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